ある選手をサポートしているが、
この選手は、非常に真面目で、運動神経もいいが

タイムが伸びない。ただ、スタートの方法や、
ターンも上手い。

言葉遣いも非常にいいし、何より言われた課題は
小学生で修正してくる。

これが大事だが、彼はベストがでない。

理由を聞いたら、スタートとターンがうまくいかない。
と、彼とお母様から聞いた。

レッスンのプールで何回みても、失敗しない。

理由を聞いたら細かくは言えないが、あることが
理由で上手くいかないとわかった。

冬休みなので、お母様に話をして、彼をつれて、
課題を治せる場所に連れて行った。

従来ならば、まず行かないが、彼のタイムを
あげるのに、一年、同じ場所でやってもいみが
ないと、わかったから、彼をなんとかしたいから、
特別にその場所に連れていった。

彼の不安は解消された。

彼に伝えた。「○○くんが真面目だから、
今回は連れてきた。真面目な態度はみんな
みているから貫いたほうがいいよ。」と。

彼は、まだJOまでは少し距離はあるが、
真面目で、取り組む姿勢がいいから、

なんとかしてあげたいと感じる。

彼とお母様の信頼が、私を動かした。

両者に信頼があってこそ、道は開ける。

彼は、きっといつか全国大会にいくと

私は信じている。

私は、親御さんの態度、選手の姿勢、

言葉遣い、ロッカーでの態度からすべて

みています。

そこまで、チェックされて、ダメな選手は、

ダメと伝えています。

学ぶ姿勢、なんとかしてあげようって、

指導者の気持ちを引き出すのも、選手次第。

ただこんないい選手は中々いないので、

私はこの選手を長くサポートしたいから、

頑張っただけです。