東京のパーソナル水泳教室「Suiie(スイイー)」の新着情報詳細
指導者の理念や、クラブのありかたについてお話します。
2025 年 12 月 02 日
私は、このクラブを立ち上げたときに、すごく大きな問題に直面しました。
勤務していたスポーツクラブと、パーソナルスクールで独立することに対して、
大問題になりました。ただ、どちらともに円満に、パーソナルスクールからは、
「うちの名前を一切ださないこと。」「インストラクター名などを、注意すること。」
いっさい、敵をつくらない形で独立しました。
そのおかげで、いまでも両社ともに情報交換はできています。
またいろいろ相談にのっていただいています。
その次は、ホームページを作成することでした。
これは、本当にむずかしかったです。このクラブは、
選手を育成して五輪選手をつくることを目的にこのクラブをつくりました。
そのため、このホームページは、デザインにたけた有名な音楽家のホームページを作成した
かたにお願いしました。おかげで、いまでもうまくいっています。
では、五輪選手はでたのかというと、五輪選手は今のところでていません。
2回五輪にたどりつくような選手との契約の機会がありました。
1度目の機会のお話です。
この選手は、間違いなく五輪を狙える存在でした。高校に入るまでは、
すべてがうまくいっていました。この選手を襲ったのは、交通事故で、
致命的なけがをして、選手生命をたたれました。
起きたことは仕方がないですが、この選手の親御さんとは交流があります。
うちのクラブにいたかたは、だれかわかるぐらい有名な選手でした。
もう1回は、今でも日本選手権の決勝に残っている選手との契約の話が
ありました。最終段階まで交渉はいきましたが、この選手は、
実際にレッスンしていました。
しかし、本契約となると、どうしても譲れない契約条項がたくさん
存在してきました。パーソナルでも貸し切り。費用はこちらもち。
当時おこなっていた団体練習も土曜日から、この選手の都合で、
日曜日に変更等、どうしても飲めない部分がたくさん存在していました。
ただ、この選手との契約が不成立になったときに、五輪選手を、そだてるのに、
お金をこちらがすべて負担して育成しないといけないんだとしたら、それは
趣旨と違うから、もう五輪選手をつくることはやめようと決断しました。
これが、2021年です。そのときから、いっさい選手の勧誘はやめました。
それまでは、選手の勧誘を行っていました。
ですから、勧誘した選手がいたのは、事実です。
勧誘した選手たちは、選手たちで、それぞれのステージで活躍しています。
このときに、「欲」がなくなり、クラブには不思議といい選手が集まるように
なりました。
ほどなくして、ジュニア五輪で優勝する選手がでました。
ただ、契約があるので、欲をなくして、優勝選手とは離れて、また指導にあたり、
違う色のメダルをとる選手が何人かでてきました。
ここで学んだことは、「欲」はなくそうと思って、短期的な指導はやめました。
長い目でみて、選手の育成をしよう。
それまでは、練習は長い距離を泳がせていましたが、短い距離にかえていき、
50歳に近いおっさんが、18歳の子供たちと一緒に勉強する道を選びました。
2年間のスポーツ専門学校の入学でした。
クラスに50人生徒がいたら、私以外は、99%の若者の中に交じるので本当に大変な時間でした。
進学校に入って、勉強ばかりして中学まで入り、スポーツがあるから、
高校はインターハイに近い高校に入りましたが、塾にかよいますから、
友達は、みんなエリートばかりでした。大学もそれなりの大学にはいりましたから、
みんなまじめに、就職していくのが当たり前でしたが、専門学校は、
落ちこぼれの集まりでした。グループワーク中心なんで、積極的になじんで
いかないといけないので、そこにとけこむことが大事でした。
あとは、働きながらですから、テスト勉強はいつも早朝でした。
大学同様に、単位は落とすことなく、卒業できました。
専門学校で何を学んだかというと、それは企業秘密でいいませんが、
鬼のような先生の下で、2年間、週3回、その先生の授業があり、
退学していく同級生が15人いました。途中でボイコットした同級生も
いました。ただ、その先生が、松田丈志選手のウエイトトレーニングを
担当していたので、必死に勉強をしました。
その先生から教わった財産が、
今年の夏のジュニア五輪のメダルにつながっていると思っています。
今、体験にいらしているかたが、継続する理由もこの先生のおかげだと
思っています。
では、水泳のトレーニングはどうしているかというと、
背泳ぎは、きちんとした日本記録をだした方に、指導をしてもらって、
実際に教わっています。いまでも、わからないときはきいています。
ブレストは、現在活躍している選手に習いにいきました。
どの泳ぎも、きちんとした最新の泳ぎを勉強しています。
その背泳ぎの選手に対して、指導を受けるのに、簡単におそわれるわけでは
ありませんし、しっかりとした定義をもとにおそわっています。
私は、いまいる生徒さんで、ジュニア五輪にでたい方には、
その目標に沿った指導をしています。
水泳じゃなくて、医者をめざす生徒にはその生徒によりそったその子が
楽しいレッスンをしています。
メダルをJOでとりたい選手には、その内容に沿った形で、とれるように
長い目でみて、いろんな練習をしています。
その選手のために、スタート練習もしました。
私は、そのように、クラブは、何か目的なあったものにたいして、
長期的に育てるクラブにしていこうと思って運営しています。
五輪にいきたい選手は、五輪に近い高校に進学させましたし、
そういう大学に推薦しています。
なぜか?ってうちでは、その目標に沿わないからです。
来年、高校に進学する選手とも、ずっと話し合いをして、
最後は「好きな方向にいっていいよ。」と話しました。
ただ、そこで終わりはありません。その選手とのお付き合いは
続きます。
短期的な視点でしか、考えていない親御さんにはうちのクラブは
あわないので、今年の夏は、はじめて一般生徒さんはみませんでした。
今後も、選手、一般とわずそうしていこうと思っています。
この視点から合わないかたが、いろいろと私に指導論を言ってきたりしますが、
その指導論を悟ってきた、お父さんは、はっきりいって素人です。
答え合わせにならないので、私は、はなすことをやめました。
間違えている素人と議論しても意味がありません。
そのかたは、退会するといいましたが、こちらは問題ありませんとお話しました。
間違えた泳ぎをしたことを認めていったら、それは、私の教え子ではないからです。
今でも、教え子たちは、きっちりと連絡をくれます。それは、自分の指導が正しいから
親御さんからも、連絡がくると思っています。
ただ、短期的に考える人もいるので、そういうかたは、いろんなところにいけばいいと
思っています。
私は、最終的に、その選手や生徒さんが、なりたい姿を実現するための指導しかしていません。
そこに違うと思う人がいるから、体験レッスンを設けています。
ここで、お断りしもらえばいいだけです。
うちのクラブは、長期的に水泳だけでなく、社会にでても通用するような人間を作るための
クラブです。時間にもうるさいですし、マナーにもうるさいです。
そこで、注意してやめていく人は、仕方ないです。
うちのクラブは、短期的な視点のかたにはあわないと考えています。
いろんな失敗を繰り返して、いま、やっと形ができてきたと思っています。
これからまた別の形になるかもしれないですが、また来年いい生徒さんがくることを
祈りながらやっています。
こういうふうにかくと、その五輪を狙える選手はだれかと聞かれても一切お答えしません。
それぞれの道があります。
以上の理念にあうかたのみ、継続してください。そして体験にきてください。
今年は、みれなかったかたもいて申し訳なかったとおもっています。
引き続きよろしくお願いいたします。
勤務していたスポーツクラブと、パーソナルスクールで独立することに対して、
大問題になりました。ただ、どちらともに円満に、パーソナルスクールからは、
「うちの名前を一切ださないこと。」「インストラクター名などを、注意すること。」
いっさい、敵をつくらない形で独立しました。
そのおかげで、いまでも両社ともに情報交換はできています。
またいろいろ相談にのっていただいています。
その次は、ホームページを作成することでした。
これは、本当にむずかしかったです。このクラブは、
選手を育成して五輪選手をつくることを目的にこのクラブをつくりました。
そのため、このホームページは、デザインにたけた有名な音楽家のホームページを作成した
かたにお願いしました。おかげで、いまでもうまくいっています。
では、五輪選手はでたのかというと、五輪選手は今のところでていません。
2回五輪にたどりつくような選手との契約の機会がありました。
1度目の機会のお話です。
この選手は、間違いなく五輪を狙える存在でした。高校に入るまでは、
すべてがうまくいっていました。この選手を襲ったのは、交通事故で、
致命的なけがをして、選手生命をたたれました。
起きたことは仕方がないですが、この選手の親御さんとは交流があります。
うちのクラブにいたかたは、だれかわかるぐらい有名な選手でした。
もう1回は、今でも日本選手権の決勝に残っている選手との契約の話が
ありました。最終段階まで交渉はいきましたが、この選手は、
実際にレッスンしていました。
しかし、本契約となると、どうしても譲れない契約条項がたくさん
存在してきました。パーソナルでも貸し切り。費用はこちらもち。
当時おこなっていた団体練習も土曜日から、この選手の都合で、
日曜日に変更等、どうしても飲めない部分がたくさん存在していました。
ただ、この選手との契約が不成立になったときに、五輪選手を、そだてるのに、
お金をこちらがすべて負担して育成しないといけないんだとしたら、それは
趣旨と違うから、もう五輪選手をつくることはやめようと決断しました。
これが、2021年です。そのときから、いっさい選手の勧誘はやめました。
それまでは、選手の勧誘を行っていました。
ですから、勧誘した選手がいたのは、事実です。
勧誘した選手たちは、選手たちで、それぞれのステージで活躍しています。
このときに、「欲」がなくなり、クラブには不思議といい選手が集まるように
なりました。
ほどなくして、ジュニア五輪で優勝する選手がでました。
ただ、契約があるので、欲をなくして、優勝選手とは離れて、また指導にあたり、
違う色のメダルをとる選手が何人かでてきました。
ここで学んだことは、「欲」はなくそうと思って、短期的な指導はやめました。
長い目でみて、選手の育成をしよう。
それまでは、練習は長い距離を泳がせていましたが、短い距離にかえていき、
50歳に近いおっさんが、18歳の子供たちと一緒に勉強する道を選びました。
2年間のスポーツ専門学校の入学でした。
クラスに50人生徒がいたら、私以外は、99%の若者の中に交じるので本当に大変な時間でした。
進学校に入って、勉強ばかりして中学まで入り、スポーツがあるから、
高校はインターハイに近い高校に入りましたが、塾にかよいますから、
友達は、みんなエリートばかりでした。大学もそれなりの大学にはいりましたから、
みんなまじめに、就職していくのが当たり前でしたが、専門学校は、
落ちこぼれの集まりでした。グループワーク中心なんで、積極的になじんで
いかないといけないので、そこにとけこむことが大事でした。
あとは、働きながらですから、テスト勉強はいつも早朝でした。
大学同様に、単位は落とすことなく、卒業できました。
専門学校で何を学んだかというと、それは企業秘密でいいませんが、
鬼のような先生の下で、2年間、週3回、その先生の授業があり、
退学していく同級生が15人いました。途中でボイコットした同級生も
いました。ただ、その先生が、松田丈志選手のウエイトトレーニングを
担当していたので、必死に勉強をしました。
その先生から教わった財産が、
今年の夏のジュニア五輪のメダルにつながっていると思っています。
今、体験にいらしているかたが、継続する理由もこの先生のおかげだと
思っています。
では、水泳のトレーニングはどうしているかというと、
背泳ぎは、きちんとした日本記録をだした方に、指導をしてもらって、
実際に教わっています。いまでも、わからないときはきいています。
ブレストは、現在活躍している選手に習いにいきました。
どの泳ぎも、きちんとした最新の泳ぎを勉強しています。
その背泳ぎの選手に対して、指導を受けるのに、簡単におそわれるわけでは
ありませんし、しっかりとした定義をもとにおそわっています。
私は、いまいる生徒さんで、ジュニア五輪にでたい方には、
その目標に沿った指導をしています。
水泳じゃなくて、医者をめざす生徒にはその生徒によりそったその子が
楽しいレッスンをしています。
メダルをJOでとりたい選手には、その内容に沿った形で、とれるように
長い目でみて、いろんな練習をしています。
その選手のために、スタート練習もしました。
私は、そのように、クラブは、何か目的なあったものにたいして、
長期的に育てるクラブにしていこうと思って運営しています。
五輪にいきたい選手は、五輪に近い高校に進学させましたし、
そういう大学に推薦しています。
なぜか?ってうちでは、その目標に沿わないからです。
来年、高校に進学する選手とも、ずっと話し合いをして、
最後は「好きな方向にいっていいよ。」と話しました。
ただ、そこで終わりはありません。その選手とのお付き合いは
続きます。
短期的な視点でしか、考えていない親御さんにはうちのクラブは
あわないので、今年の夏は、はじめて一般生徒さんはみませんでした。
今後も、選手、一般とわずそうしていこうと思っています。
この視点から合わないかたが、いろいろと私に指導論を言ってきたりしますが、
その指導論を悟ってきた、お父さんは、はっきりいって素人です。
答え合わせにならないので、私は、はなすことをやめました。
間違えている素人と議論しても意味がありません。
そのかたは、退会するといいましたが、こちらは問題ありませんとお話しました。
間違えた泳ぎをしたことを認めていったら、それは、私の教え子ではないからです。
今でも、教え子たちは、きっちりと連絡をくれます。それは、自分の指導が正しいから
親御さんからも、連絡がくると思っています。
ただ、短期的に考える人もいるので、そういうかたは、いろんなところにいけばいいと
思っています。
私は、最終的に、その選手や生徒さんが、なりたい姿を実現するための指導しかしていません。
そこに違うと思う人がいるから、体験レッスンを設けています。
ここで、お断りしもらえばいいだけです。
うちのクラブは、長期的に水泳だけでなく、社会にでても通用するような人間を作るための
クラブです。時間にもうるさいですし、マナーにもうるさいです。
そこで、注意してやめていく人は、仕方ないです。
うちのクラブは、短期的な視点のかたにはあわないと考えています。
いろんな失敗を繰り返して、いま、やっと形ができてきたと思っています。
これからまた別の形になるかもしれないですが、また来年いい生徒さんがくることを
祈りながらやっています。
こういうふうにかくと、その五輪を狙える選手はだれかと聞かれても一切お答えしません。
それぞれの道があります。
以上の理念にあうかたのみ、継続してください。そして体験にきてください。
今年は、みれなかったかたもいて申し訳なかったとおもっています。
引き続きよろしくお願いいたします。

